クレジットカード

クレジットカードの現状

今やクレジットカードで買い物する人は当たり前のような時代になってしまいました。信販会社が発行するクレジットカードを利用するようになるきっかけは、インターネットの広告から加入する人が圧倒的に増加しているようです。

 

しかもこの傾向は時代の変貌とは左程密接には関係していないと思われます。と、いうのも昨今、都市銀行は実施した調査によると、自らの意志でクレジットカードの入会申し込みを書いたという人は、三割を越す程度で、第三者に勧められて入会したという人は約7割に達しましたのです。

 

この調査は首都圏で民間企業に勤めるサラリーマンを対象としていますので、銀行などの金融機関から進められる機会も多かったと考えられます。したがって、勧められたという回答は調査対象を拡大すれば少々下がる可能性もあります。

 

また、男女差にも開きがあって、男性は銀行などの金融機関からの勧めと回答した人が半数を数えますが、女性はそれほどでもありません。逆に店頭で申込書を見て自発的に申し込んだという人は、女性の方が多くなっています。

 

男性は会社での付き合いなどの関係が影響しており、女性は百貨店などの利用が多いからという理由なのでしょう。「海外旅行に使用したい」という理由には男女差は含有されませんが、自発的に申し込む理由の高い位置にあります。 この理由はクレジットカードが迅速に発行されるようになり、ビザやマスターといった国際ブランドのカードが身近になり、海外旅行のブームが起きたここ数十年の傾向かと考えられます。

クレジットカードの利用目的

目的意識が明白になっているだけに、消費者金融会社からみれば有り難い顧客でしょう。海外旅行で消費者金融を利用した人の割合は、年々増加の一途を辿り、97年に日本信販が実施した調査によると、その数は7割近くにもなっています。

 

ただ、それ以外の自発的な理由には、それほど明確な項目は存在しません。ダイレクトメールやテレビ・ラジオ・新聞・雑誌といったメディアは全部合わせても10%に達しません。10%でも多いと評価すべき向きもありますが、メディアに常に露出してないと消費者金融会社は消費者にアテンション(注意を向ける)もインタレスト(興味を引く)も与えられないのかもしれません。

 

クレジットカードを使用している場所は、先ほど割引があるからという入会理由が存在したように百貨店が最も多く、それ以外は駅のキオスクやクレジットカードを使用できない場所を除き、一般的に考えられるような店舗です。スーパーや電器店、衣料品専門店、レストランやホテル、カソリンスタンドなどが連なっています。消費者金融の使い方も額も大きくなっているのがデータで現れています。

クレジットカードの利用回数

月に数回以上使用する人の割合は89年の28%から97年には41%と上昇しています。最近の消費者金融の利用の仕方は、かなりの割合が分割払いの利用ではなく、一括払いやボーナス一括払いに推移しています。しかも利用可能な場所も広がっており、高速道路や電話、携帯電話やインターネット料金の支払いまでも拡大の一途を辿っています。

 

消費者の利用法は必然的に決済中心となり、それに伴い利用頻度も増加しているのです。また、クレジットカードを保有している消費者の多くは、数枚の同種のカードを保有し、月に数回は使用しているというのが実態です。消費者金融カードを発行している会社も多くあります。消費者は時に不要なカードを解約するくらいですから、数枚保有しているクレジットカードを均等に使用しているとも考えられません。

 

利用するカードの選択に際しては、何らかの基準なり、必要性を考えていると思われます。カード会社は、消費者金融に種種のサービス機能を付与させて会員の利用を促進させようと画策しています。しかし、消費者がそれをどの程度魅力のあるサービスと考えているかは分かりません。

 

保有している消費者金融カードのすべてのサービス機能を使いこなしている人は、皆無であると考えられます。どのようなサービス機能が存在するかを把握していない人のほうが多いのは否めないでしょう。