消費者金融比較

金融政策とは

金融政策(monetary policy)は、財政政策や産業政策などの他の経済政策とならぶ経済政策の1つである。これらの経済政策の究極的な目的は、「資源の効率的配分」と「公正な配分」を通じて国民の「経済駅福祉(economicwelfare)」の向上をはかることである。

 

このうちで金融政策は、政策当局(政策の立案と実施機関)あるいは金融当局(monetary authorities)である中央銀行(わが国の場合、日本銀行)が各種の手段を用いて金融市場などに影響を与え、上記の究極的な目的の達成につながる経済状況、たとえば物価や雇用が安定した経済状況をつくりだし、維持することなどを目指すものである。

 

この金融政策は、その実質的な政策目的から2つの側面に分けて考えることができる。第1は、経済を安定化させるという側面である。それは、経済安定化政策(stagilization policy)とか景気平準化政策(counter‐cyclical policy)として位置付けられるものであり1)、通常、金融政策という場合にはこれをさす(狭義の意味での金融政策)。

金融システム

第2は、金融市場(取引)の安定性、つまり金融システム(決済システム)の安定性に関する側面である。そえは、信用秩序維持政策として位置付けられるものであり1)、近年の金融自由化の進展とともに一段と注目されはじめた政策である。なお、金融政策のこの側面については、狭義の意味での金融政策に的を絞って説明することにする。