消費者金融比較

生命保険

保険、特に生命保険は、社会人のほとんどの人が加入していると思います。ただ、生命保険も大きな金融商品であるということは自覚しているでしょうか。これまで日本人がリスクのある金融資産を持たなかった大きな理由が二つあります。

その一つが、先ほどから説明してきた住宅ローン、すなわち不動産投資が大きかったためです。もう一つが、この生命保険です。これまでは生命保険が投資信託の役割を果たしていたので、金融商品としての投資信託をわざわざ買う必要がなかったのです。ここで改めて生命保険を金融という視点から見直してみます。

そして、金融という視点から見た場合、現在流通している定期保険や養老保険タイプの生命保険は、必ずしも今の私たちのニーズに合っているとは限らない、ということを説明していきたいと思います。生命保険の契約内容は大きく分けて、次の二つの役割を持ちます。

@死亡や病気などの事故に対するリスクを軽減する(いわゆる掛け捨ての部分)

A退職後や、子孫のための資産運用として貯蓄に対応する(いわゆる積立部分)

しかし、この二つは加入者には意識的に分離されていません。例えば今、仮に読者の方が月々2万円の保険に入っているとします。その月々2万円の保険金を保険会社は様々な投資に流用して、利益を出しているということです。